コース
口コミ
森の奥の異次元空間
かなりの森の奥。前日の午後明るい時に下見をしたので曲がるポイントや道幅の狭さは頭に入っていましたが、それでもナビゲーションが混乱したので道に迷いつつの到着。17時の夜の部開店とほぼ同時に到着しましたが、すでに先客が一組。店内は広々としていて、とても快適です。 予習はしていましたが、改めてじっくりメニューを見て組み合わせを吟味。不思議なのは、海鮮類メニューの多さ。わざわざこの不便な森の奥にお店を構えたのは、野菜に加え山の幸やジビエにこだわったメニューを追及してのことと勝手に想像してしまいます。少なくとも個人的にここで海鮮メニューを食べたいとは思えません。食べたければ銚子や九十九里や房総に行くと思います。 ということで、徹底的に海鮮を避けて写真の通り注文。 配膳を待っている間テーブルを見渡しても、紙ナプキンはあってもおしぼりはなし。新型ウイルス肺炎騒動真っ只中で少々不安。トイレに行くとバリアフリーの個室もあってとても配慮されていますが、男性用トイレの手洗いにあったアルコール消毒のボトルは空。ちょっと残念です。 席に戻ってしばらく経つとバラバラと注文が配膳されますが、結局全注文揃ったのは注文から50分後。客は私以外に一組しかいない割にはちょっと遅過ぎます。帰り際に聞いたらいつも本日と同じ2名で厨房、接客、電話対応全部こなしているようです。日曜日の夜、この後客が増えたらどうなることでしょうか?早く来て良かったです。というか、早く来てもこれでした。 また、森の奥過ぎるのでスマホが頻繁に4Gから3Gになって通信速度がかなりダウンします。見方を変えれば、それだけ都会の喧騒から距離を置けているということでもありますが。 食事に話を戻すと、前菜の盛り合わせ9種、多古の恵みサラダ、ミネストローネどれも野菜をしっかりと味わえる逸品でした。ミネストローネはこの季節なのか具材は根菜中心でサツマイモも入っていて甘みが結構感じられました。ベーコンとキノコのクリームパスタはキノコの食感がアクセントとなり美味しかったです、そして牛肉のタリアータは前菜メニューに載っていますが、メインディッシュを堂々と果たす存在感と美味しさがありました。以上のように味は十分に満足。でもどれもちょっと値段が高めかなと思ってしまいます。なんか雪山のゲレンデ食の山頂価格ならぬ森奥価格のような気がしました。 そして帰路。写真の通り暗くなった細道を対向車が来ないことをひたすら祈りながら進みました。無事対向車なく脱出できましたが、そうなったら今度は夏の夜に窓を全開して虫の声を聴きながらこの道を走ってみたいとも思えました。その頃には店員が増えることを期待しています。
隠れ家的なイタリアンレストラン
「しんのみ空間」と云う多古町の産直センターで催事があり伺いました。本通りから細い道(十余三郵便局の側、分かりずらいので要注意)を入っていくと、「しんのみ空間」施設の手前にこの店があります。周りは畑と雑木林のみ。忽然と開けた場所に出ます。道の左手です。用事が終わって店に行ったのは午後2時近く。ピザを注文しようとしたら、「ピザは終わりましたの」一言。ガックシ。でも店員さんが厨房に話に行ってきてマルゲリータ1個なら何とかなるとの話。早速注文しました。落ち着いて店内を見渡すと、肉料理を食べている方、パスタを食べている方、外人さんの家族とそれなりの数のお客さんがいました。駐車場の車を見ると県外ナンバーもちらほら。皆さんよくぞ見つけて来ましたねと云う感じです。肝心のピザは薄手の生地に甘酸っぱい塩加減が良いトマト味でした。女性好みの味かも。 デイナーもやっているとのこと、次回は夜に来ようと思いました。ただ夜になったらたどり着けるかどうか心配ではあります。それとこの店カーナビは住所入力でないとたどり着けませんので注意してください。
店舗情報
ランチ 11:30~16:00
(L.O.15:00)
ディナー 17:00~22:00
(L.O.21:00)
※カーナビは【千葉県香取郡多古町十余三355-64】にご設定いただけるとスムーズです。
成田国際空港車10分
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