山形県のおすすめグルメ情報 20選
山形県の概要
東北地方に位置する県。県の約85%を山地が占めています。そのため、全国の滝の一割に近い230もの滝を有しています。日本海側気候であり、県のほぼ全域が特別豪雪地帯に指定されています。それでいて、日本海に面している庄内地方は夏冬ともに気温が高く、特に夏は蒸し暑い。1933年には山形市で気温40.8度を記録し、2007年に埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市に抜かれるまで、74年の長きにわたって日本最高気温記録となっていました。 紅花の栽培が始まったのは15世紀半ばからと言われ、江戸初期には日本一の紅花の産地として栄えました。現在は河北町紅花資料館などで記録を見ることができます。 高級さくらんぼの佐藤錦やラ・フランス、庄内砂丘メロンなどの果物の生産地として有名です。また、はえぬき、つや姫などの米の生産でも知られています。 秋には河原で石を積んでかまどを作り、友人や家族などのグループで芋煮会が行われます。 天童市は将棋の街として知られ、春には2000本の桜が咲く舞鶴山を舞台に、甲冑や着物姿の人が将棋の駒となる「人間将棋」が有名です。
山形県の観光
山形は温泉王国でもあります。その数は有名な温泉地だけで16か所、全市町村に温泉を有しています。蔵王温泉の硫黄和泉や肘折温泉の炭酸泉など、それぞれに特色が。湯めぐりを楽しんでみては。 初夏のお楽しみはさくらんぼ狩り。全国の生産量の約7割を占めています。さくらんぼ狩りができる農園は主に村山地方に多く存在します。 酒田市は江戸時代に北海道から江戸へ米や魚などを運ぶ向かう船の寄港地として繁盛しました。その頃の雰囲気を感じることができる「本間美術館」や「山居倉庫」などを回ってみましょう。 鶴岡市には庄内藩主酒井家の御用屋敷だった洋館を公開する「致道博物館」や「鶴岡カトリック教会 天主堂」などの美しい建築物がたくさん残っています。 豊かな自然も山形の見所です。自然を肌で感じたい方には、面白山高原のトレッキングコースを。黒滝や幻竜の滝など、春の新緑、秋の紅葉が美しい景色を味わえます。宝珠山立石寺を中心とする山寺は松尾芭蕉が訪れて『閑さや岩にしみ入る蝉の声』の一句を読んだ古刹です。長年の風蝕で奇岩となった景観が興味深く、四季折々の美しさを醸し出しています。
山形県のグルメ
山形市はラーメンの消費量第一位。山形発祥の冷しラーメンなど個性豊かなラーメンが揃っています。冷しらーめんの元祖は山形市の栄屋本店です。 ひっぱりうどんは村山地方の郷土料理です。納豆に醤油を混ぜたものをうどんと絡めるのが昔ながらの味ですが、近年では缶詰のサバの水煮や生卵などを入れていただきます。 山形はこんにゃくの消費量全国1位でもあります。山形名物の玉こんにゃくは「楢下宿 丹野こんにゃく」でどうぞ。様々なこんにゃく料理を楽しめます。 ご飯の友「だし」はきゅうりやナス、ミョウガ、シソの葉などを細かく刻んで漬け込んだもの。山形県の内陸部で昔から食べられていました。ご飯のほか、豆腐にかけて、納豆と混ぜても美味しい。 山形の郷土料理といえば芋煮は外せません。里芋や牛肉、こんにゃく、ネギなどを入れて煮込んだあったまる鍋は、「農家レストラン 白石みつわ会」で食べることができます。事前予約をすればそば打ち体験もできます。 今や全国区となっただだちゃ豆は庄内地方の特産品です。濃厚な味わいの枝豆が人気です。だだちゃ豆を使ったずんだ餅などの菓子も多数販売されています。