沖縄県のおすすめグルメ情報 20選

沖縄県の概要

九州地方に位置し、日本で一番西にある県です。沖縄本島や宮古島、石垣島など多くの島から構成されています。ほぼ全域が亜熱帯気候で、一部は熱帯に属しており、貴重な動植物が豊富です。沖縄本島の北部には山原（やんばる）と呼ばれる森林が広がり、「ノグチゲラ」「ヤンバルクイナ」「ヤンバルテナガコガネ」などの天然記念物に指定された生物が生息。また、西表島や石垣島の「西表石垣国立公園」のマングローブ林には「イリオモテヤマネコ」が生息しています。 かつては琉球王国という独立した国でしたが、1979年（明治12年）に日本に併合、そして第二次世界大戦後にはアメリカ合衆国によって統治されました。1972年に日本へ返還されましたが、琉球王国やアメリカなどの影響で「チャンプルー文化」と呼ばれるさまざまな文化を見ることができ、人気の観光スポットが多数存在します。特に「グスク」と呼ばれる9つの史跡は2000年にユネスコの世界遺産に登録されており、今も琉球王国の歴史と伝統を感じることができます。

沖縄県の観光

沖縄県の人気観光スポットといえば本島北部の「美ら海水族館」が有名です。巨大な水槽を悠々と泳ぐジンベイザメやオニイトマキエイ（マンタ）は圧巻の一言。ダイビングやシュノーケリングなら真栄田岬の「青の洞窟」へ。美しく神秘的な世界は一度体験してみたいとファン垂涎のスポットです。 沖縄にありながらアメリカンな異国ムードを味わいたいなら北谷町や沖縄市の中心市街地コザへどうぞ。ショッピングスポットやグルメ街など、沖縄とアメリカの「チャンプルー（混ぜこぜ）文化」が味わえます。また新しいおしゃれスポットとして大注目なのが浦添市の「港川ステイツサイドタウン」。築40年以上の外国人住宅をリノベーションして、雑貨店やカフェに大変身。古き良き『リトルアメリカ』な雰囲気の街並みをお散歩してみては。 石垣島から高速船で15分、そこはのんびりとしたなごみの島「竹富島」。赤瓦屋根の家屋が立ち並ぶ町並みは国の重要伝統的構造物群保存地区に指定されています。白いサンゴの砂を敷き詰めた道を水牛車に揺られて行けば、別世界にいざなわれます。

沖縄県のグルメ

沖縄の伝統料理は、栄養たっぷりで「長寿の秘訣」がたくさん詰まっています。中でも『ぬちぐすい（命の薬）』と呼ばれてきた島野菜はビタミンやミネラルが豊富。今では全国区となったゴーヤーはもちろん、ナーベラー（へちま）やフーチバー（よもぎ）など、たくさん。その時の旬のものをいただくのがおすすめです。肉類は豚肉を使ったものが多く、ヤギを使ったものもよく食べられています。 沖縄宮廷料理を味わうなら国際通り近くのやちむん通りにある「琉球料理 ぬちがふぅ（命果報）」へ。元ラジオ局として建てられた古民家を使った琉球料理店です。国の重要文化財に指定された建物で、南国の植物が生い茂る庭を見ながら沖縄のコース料理を味わえます。 気軽な沖縄料理を味わいたかったら那覇市の「やんばる食堂」へ。メニューはなんと80種類以上。沖縄そばに刺身やチキンカツなどが付いたそば定食は、お腹もこころも満たされます。 沖縄発祥の料理といえば「タコライス」があげられます。1984年に金武町（きんちょう）の「パーラー千里」で誕生した、タコスの具をご飯の上にのせたもの。現在はオキナワンファーストフードとして定着、「豊見城タコライス」「タコライスＣａｆｅ　きじむなあ」など各店で様々な味のものが提供されています。