熊本県のおすすめグルメ情報 20選
熊本県の概要
■火の国・熊本県には温泉がいっぱい■ 九州の中部に位置する熊本県は、活火山や温泉地に恵まれたスポット。阿蘇山に代表される日本の大地のパワーに満ちた土地柄で、古くから「火の国」とも称される地域です。 温泉地は県内に118箇所もあり、泉質も8種もあり、当地をめぐる旅は、温泉好きにはたまらないものとなるでしょう。 筆頭に挙げられるのは風情ある温泉地として全国的に名高い「黒川温泉」です。温泉好きが最後に落ち着くという温泉郷で、山間にひっそりとたたずむ温泉地です。湯だけでなく、この場所にある29軒の宿・風景のすべてがひとつのもてなしという考え方がされており、宿と宿が渡り廊下で結ばれて、まるで温泉街全体がひとつの宿であるように過ごすことができます。一つひとつの宿ごとに泉質が異なり、「温泉手形」を使って自分にぴったりの湯めぐりを楽しむことができます。 海岸線の美を眺めながらゆったりと湯を楽しみたいという方は「下田温泉」へ。近隣にはイルカウォッチングができるスポットや世界文化遺産の﨑津集落も観光することができ、環境大臣指定の国民保養温泉地にも選ばれている名湯スポットです。 秘湯好きの人なら鹿児島との県境にある「湯の鶴温泉」がおすすめです。施設はたった4軒の宿、そして2軒の町湯のみ。しかし、「新・日本百名湯」にも選ばれた泉質と時の流れから切り放されたような静寂の土地は、湯に浸かりながら心静かに癒されたい人たちに古く湯治場として愛されてきた隠れ名湯。たまにはスマホの電源を落として、秘湯にエスケープしてみませんか?
熊本県の観光
■熊本市内から大自然を感じる阿蘇の旅へ■ 熊本といえば、「熊本城」を思い浮かべる人も多いかもしれません。江戸時代の初期に加藤清正が築いた城は、当時の最先端の技術を詰め込み、実戦的な工夫を盛り込んだマニアックなお城で、特に石垣の美しさは国内随一です。2016年の震災でダメージを受けましたが、復旧作業が続いており、逆に復旧作業中しかみられないような足場からの見学などをすることができます。 また、熊本市内では、細川氏の藩主が作った「水前寺成趣園」という回遊式庭園を楽しむこともできます。東海道五十三次を模したとされる庭園では、心を健やかにする爽快な時間に浸ることができるでしょう。 熊本をせっかく訪れたなら、火の国の大自然を思いっきり満喫したいという方も多いかもしれません。だとしたら欠かせないのは熊本のシンボルで世界最大のカルデラを誇る「阿蘇山」、その北外輪山の最高峰である「大観峰」への訪問でしょう。中央火口丘の存在する阿蘇五山や広大なカルデラ盆地、九重連山を一望でき、熊本の広大な大地を脳裏に焼き付ける特別な時間になるはず。 南阿蘇村にある「阿蘇ファームランド」まで足を伸ばせば、カピバラやマーラ、フラミンゴなどと触れ合える動物王国や露天風呂、陶板浴など、阿蘇の大自然の中でさまざまな遊びが体験できますよ。
熊本県のグルメ
■熊本グルメ■ 熊本の郷土料理といえばずばり「馬刺し」でしょう。口の中でほんのりとろける脂身に馬肉の風味が口いっぱいに広がる逸品です。熊本では生食だけではなく、ステーキなど上質な馬肉を使った料理をいろいろな店で食すことができます。 適度な脂に肉の赤身の美味しさをしっかり味わえる注目食材、あか牛を豪快に使った「いまきん食堂」の牛丼は全国的に知名度が広がり、今や行列の絶えない人気店になっています。 馬肉とあか牛は熊本グルメを語る際に欠かせない二大食材と言えるかもしれません。 熊本のソウルフードのひとつが「辛子れんこん」。茹でたれんこんに和辛子粉を混ぜた麦味噌を詰めて、衣をつけて揚げた料理で、食欲増進の健康食として熊本で古くから親しまれています。 また、熊本グルメといえば人気ラーメン店「桂花」の影響で東京でも人気の高まった熊本ラーメンの存在感も非常に大きなものです。一般的なとんこつラーメンと異なり、ガラを加えた合わせスープとなり、また継ぎ足しをしないため、強いとんこつ臭を抑えています。スープには挙げニンニクやマー油などが足されて独特の風味を作り出しています。熊本市では店舗によってさまざまな工夫を凝らした熊本ラーメンがいただけるので、「もう食べたことがあるよ」という方もぜひ熊本ラーメン食べ比べ散策を楽しんでください。