青森県のおすすめグルメ情報 20選
青森県の概要
東北地方の最北部、本州最北端に位置する県。太平洋、日本海、津軽海峡に面しています。県内の全域が豪雪地帯に指定されていて、寒さが厳しい地域です。 世界遺産である白神山地を有し、十和田湖や八甲田山など多くの自然環境が残っています。全国でも有数の農業算出県で、食料自給率は118%と非常に高くなっています。りんご、長芋、ニンニクは全国1位の生産量を誇ります。漁業では全国有数の水揚高の八戸漁港があり、サバやイカは国内1位の水揚げです。津軽海峡で獲れるマグロは「大間のマグロ」と呼ばれ人気が高く、高級マグロとしてブランド化されています。 青森ねぶた祭りや弘前ねぷた祭りは全国から観光客が訪れる人気の祭りです。また青森市の三内丸山遺跡や是川遺跡などでは縄文時代の遺跡が多く出土し、住居跡や土器、土偶が発見されました。2016年に北海道新幹線が開通、北海道との交通が便利になりました。 方言は津軽弁、南部弁、下北弁と大きく分けて3つに分類されます。かなり違いがあり、同じ県内でも地域が違うとお互いの方言が通じないこともあるといいます。
青森県の観光
十和田市奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園の中にあります。十和田湖から流れ出る唯一の河川で、天然記念物に指定されています。遊歩道が整備されていて、いくつもの滝を見たり、四季を通じて美しい水の流れを楽しむことができます。 下北半島のむつ市にある恐山霊場は、日本三大霊山に数えられています。天台宗の慈覚大師により開かれた霊山で、あちこちで温泉が湧き出し、蒸気が立ち上る光景はこの世のものではないようにも感じられます。 演歌「津軽海峡・冬景色」にも歌われる龍飛崎は津軽半島の最北端に位置する岬です。名前はアイヌ語の「突き出た地」の意味といわれています。天気の良い日には北海道の松前半島が見渡せる絶景スポットです。 つがる市の高山稲荷神社は五穀豊穣、海上安全、商売繁盛などの神様として多くの人の信仰を集めています。赤い鳥居が幾重にも連なる光景は一度訪れる価値があります。 白神山地は青森県と秋田県にまたがる広大な山岳地帯の総称です。1993年には世界遺産に登録されました。世界最大級の原生ブナ林が分布し、国の天然記念物であるクマゲラやイヌワシなどの貴重な動植物が生息しています。
青森県のグルメ
八戸市の館鼻岸壁朝市は日本最大級といわれる八戸を代表する朝市です。いつもの岸壁に、日曜の朝になると日の出とともに朝市が現れます。イカやサバなどの新鮮な魚介類や干物、手作りの惣菜などありとあらゆる物が販売されています。八戸名物のせんべい汁など、その場で味わうこともできますよ。 十和田バラ焼きは戦後間もなく誕生した十和田のご当地グルメ。玉ねぎと牛のバラ肉を醤油ベースのタレで味付け、鉄板の上で焼いたものです。甘辛いタレがご飯に染みて最高に美味しい。「バラ焼き大衆食堂 司」で食べることができます。 味噌カレー牛乳ラーメンはテレビでも紹介される青森のB級グルメ。味噌をベースにカレー粉と牛乳をスープに入れたまろやかな味が人気です。青森市の「味の札幌 大西」が元祖の店です。 のっけ丼は自分で選んだネタで作る海鮮丼です。「青森魚菜センター本店」では、丼を片手にいろいろな店を回って好きな具材を集めてみてください。 憧れの大間のマグロがリーズナブルに食べられるのも青森ならでは。大間町の「魚喰いの大間んぞく」は漁師さんが営業する店。タイミングが合えばマグロの解体が見られるかもしれませんよ。