岡山県のおすすめグルメ情報 20選
岡山県の概要
■ばらずしだけじゃない! バリエーション豊富な岡山県の郷土グルメ■ 岡山を代表する郷土料理は「ばらずし」が有名でしょう。江戸時代、備前岡山藩主の池田光政により贅沢を禁じ、一汁一菜を奨励する倹約令が発布され、それに抵抗した人々が「寿司飯にどんな食材を乗せても一菜なり」とまるで一休さんのような知恵を働かせて、寿司飯を山海の幸をこれでもかとふんだんに盛り付けたのが始まりと言われています。 また近所から「まま(飯)」を借りて食べたくなる「ままかりずし」も有名です。ままかりとはニシンの一種で、この小魚を酢漬けにして握り寿司や押し寿司としていただきます。 海の幸が豊かな岡山はサワラを使った料理や下津井ダコを使ったタコ飯なども有名な料理です。 一方、ご当地グルメも豊富で、ごはんとトンカツとキャベツとデミグラスソースを使った「おかやまデミカツ丼」は岡山を代表する料理です。岡山の老舗とんかつ屋のご主人が帝国ホテルのデミグラスソースに衝撃を受けて作ったのが発祥ということで、以来90年以上に渡り、地元で愛されている料理です。 日本有数の牡蠣の産地として知られる岡山県日生町の牡蠣を使った「日生牡蠣おこ」も有名な郷土料理。牡蠣を丸ごとふんだんに投入したお好み焼きは他所ではなかなか食べられない豪勢な食べ心地。 岡山県の津山市は牛馬の流通の中心地として栄えてきており、手に入りやすいホルモンをメインに野菜やうどんを絡めて焼うどんとして仕上げた「津山ホルモンうどん」も郷土の味として長年愛されている名物料理です。 また岡山県は、西日本一のブドウの産地でもあり、特にピオーネ、マスカットは全国一の産出量を誇っています。
岡山県の観光
■桃太郎伝説の息づく岡山は歴史的建造物の宝庫■ 瀬戸内海に面して桃太郎伝説が息づく岡山の土地には、豊かな自然や歴史的な名所など、さまざまな観光スポットがありますが、中でも一番有名なのは日本三名園の一つであり、国の特別名勝に数えられる「岡山後楽園」です。1687年から1700年の14年をかけて、岡山藩主の池田綱政が作らせた庭園です。岡山城の後ろにある、ということで、庭園は「後園」「御後園」と呼ばれていましたが、日にち限定で一般公開されることにな利、1871年「後楽園」と改名されました。その後、財政が苦しくなり、県に譲渡され、以来藩内の人だけでなく広く日本中の人々に公開されて、人気を博しました。四季折々の表情が美しく、梅雨には菖蒲の花、夏には大きな蓮の花の飾る心癒す風光明媚を満喫することができます。 歴史が好きな人にとっては倉敷美観地区の散策は欠かせないものでしょう。倉敷川の河畔を中心に、白い壁に格子窓を配した昔ながらの屋敷が並び、江戸時代の往時に思いをはせることができます。歴史的な街をぶらつきながら雑貨店や喫茶などでショッピングやお茶の時間を楽しむことができます。 歴史や城が好きな人なら岡山城はもちろんのこと、標高430mの雲海に浮かぶ姿を楽しめる備中松山城や桃太郎伝説の元となったとも言われる吉備津彦命の足跡を今に伝える鬼ノ城なども見逃せないスポットです。 また、神社が多いのも岡山の魅力のひとつ。上にも挙げた桃太郎伝説のモデルと言われる大吉備津彦命を祀った「吉備津神社」や「吉備津彦神社」、備中国の324社の神を祀る「総社宮」、日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷」など見応えのあるパワースポットが多く、多くの人たちが思い思いの願いを胸に訪れています。
岡山県のグルメ
■岡山には歴史やグルメ以外にも無数の楽しみが待っています■ 岡山には歴史的な建造物以外にも楽しみがいっぱいです。 トミカやプラレール、リカちゃんなど日本を代表するおもちゃが一堂に会したおもちゃのテーマパーク「おもちゃ王国」は、お子様はもちろんのこと、おもちゃ好きの大人たちも大満足のテーマパーク。大観覧車やゴーカートなどのアトラクションも充実しており、一日中いても飽きることはありません。 お祭り騒ぎが大好きなら「ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド」へどうぞ。瀬戸大橋を見下ろす絶景スポットに位置するブラジルをテーマにした陽気なテーマパークです。世界最恐の名をほしいままにするスカイサイクルやバンジージャンプ、スタンディングコースターに観覧車に動物園。ブラジリアンショーにビンゴ。まさにエンターテインメントの大パレード。動物園青い海、降り注ぐ太陽の光、ブラジルの陽気なサンバにノリノリになりながら、思いっきり自分を解放しちゃいましょう。 少しゆっくりと過ごしたいなら、「倉敷みらい公園」へ。往復約600mになる緑道、芝生広場の公園には複合遊具やツリーハウスなどもあって、ゆっくりと自分のペースで憩いの時間を過ごすことができます。 瀬戸内海の水棲生物のことをもっと知りたいなら、「渋川マリン水族館」へゴー! 瀬戸内海の自然を展示するために生まれた海の博物館で、ママカリやイカナゴ、ゴマフアザラシなど地元の水棲生物を多数飼育展示しています。また博物館としても充実しており、船舶模型や化石や標本など、瀬戸内海を科学的な目線で研究したい人にもうってつけの施設です。