宮城県のおすすめグルメ情報 20選
宮城県の概要
東北地方にあり、太平洋に面しています。県中部にある松島は日本三景の一つです。 かつてヤマト王権の影響下にあり、県内には雷神山古墳など多数の古墳が存在しています。稲作が盛んで、ササニシキやひとめぼれの産地として有名です。畜産業が盛んで高級和牛の仙台牛の産地です。石巻港や気仙沼港など全国有数の水揚げ高を誇る漁港を有していて、鰹やさんま、まぐろなどが多く獲れます。また牡蠣やホタテ、ホヤなどの養殖漁業も盛んです。 東北部は三陸海岸の南側にあたり、リアス式海岸という特色のある地形を形成しています。牡鹿半島として太平洋に突き出し、金華山や網地島、出島、江島などの島々が浮かびます。県北部の伊豆沼・内沼、化女沼、蕪栗沼などはラムサール条約で水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に登録されており、全国に飛来するマガンの約80%がこれらの湖沼に集まっています。 県庁所在地のある仙台は古くから発展し、戦国時代には伊達政宗が仙台城を築城、遠くスペインとの交易もあったといいます。1980年からは東北で一番人口の多い県となっています。仙台市の人口は一極集中型で、県全体の約45%をしめています。
宮城県の観光
宮城県には見どころがたくさんです。フランスの「ミシュラン実用旅行ガイド」で松島、瑞巌寺、松島四大観が三つ星を獲得、海外からの観光客も多く訪れます。 松島四大観(まつしましだいかん)とは松島に浮かぶ260にも及ぶ島々を一望できる名所4箇所をいいます。それぞれの名前を表す名称で呼ばれています。4か所を制覇するのも良いのでは。 瑞巌寺は国宝・重要文化財に指定された、伊達政宗が完成させた伊達家の菩提寺。全国から名工130人を集めて作らせたとの逸話があり、政宗が心血を注いだことがわかります。荘厳な建築物や襖絵などは一見の価値ありです。 県南エリアにある白石川堤一目千本桜は8kmにも及ぶ桜並木。桜名所百選にも選ばれています。開花時期には桜並木とともに残雪をいただく蔵王連峰が楽しめます。 8月に行われる仙台七夕まつりは全国的に有名な祭り。豪華絢爛な色とりどりの吹き流しが仙台市街のメインストリートを彩ります。 蔵王の御釜は天候によって湖面の色が変化する蔵王の火口湖です。エメラルドグリーンに染まった湖面は神秘的な雰囲気で、冬の樹氷とともに蔵王のシンボルになっています。
宮城県のグルメ
宮城県といえば仙台が発祥の牛タンは外せません。味付けした牛タンを炭火で焼いていただきます。麦飯とテールスープがセットになっているのが定番メニュー。店ごとの味付けの違いを楽しんでみては。「牛たん料理 閣本店」「牛たん焼専門店 司」などが人気です。また、新鮮な牡蠣も魅力。旬は10月から冬にかけてで、小ぶりでも旨味がギュッと凝縮されています。生牡蠣のほか、仙台みそやバター醤油、ガーリックなどの味付けでいただく焼き牡蠣も絶品です。仙台市や松島などに名店が揃っています。仙台駅前の「かき鮮 海風土(うぶど)」、松島海岸駅すぐの「かき松島 こうは」などはいかがでしょう。はらこ飯、ほっき飯などの海の幸を使ったご飯が食べたい方には仙台駅徒歩10分の「わたり あら浜」へ。仙台の郷土料理が楽しめます。 小麦粉を使ったご当地グルメ「はっと」はご存知でしょうか。もちもちの食感がやみつきになると評判です。県北部の登米の30軒以上の店舗が「登米はっとの会」を結成、各店で味を競い合っています。鳴子温泉名物の栗だんごは甘露煮の栗を丸ごと餅で包んで、みたらし団子のように葛だれでいただきます。「餅処 深瀬」「なるみ」などで食べることができます。