滋賀県のおすすめグルメ情報 20選
滋賀県の概要
近畿地方に位置する県。中央に日本最大の湖であり、滋賀県のシンボル「琵琶湖」を有します。世界で13番目に古い湖と言われていて、多くの種類の魚類、貝類が生息。その中にはビワコオオナマズやニゴロブナなど琵琶湖固有の種も存在します。琵琶湖があることで環境への意識が高く、全国でも屈指の「環境先進県」として知られています。 滋賀県は昔から奈良や京都、大阪への物資や人材の供給源、中継地としての役割として発展し、日本の歴史に大きく関わってきました。「近江を制する者は天下を制す」としてたびたび戦乱の舞台になりました。 方言はいわゆる関西弁ですが、京言葉と共通する点が多いです。県民性は「地味で着実、おとなしく粘り強く努力する」と言われます。 滋賀県は児童が道路に飛び出して事故が起きるのを防止する看板「飛び出し坊や」が日本一多いと言われます。八日市市の「久田工芸」が制作して設置したのが始まりで、今では様々なデザインのものが見られます。
滋賀県の観光
琵琶湖周辺の美しい風景は古くは「近江八景」近年は「琵琶湖八景」として人々に愛されています。 湖西エリアの高島市にある白鬚神社では湖中に大鳥居がそびえ立つ神秘的な光景を見ることができます。創建から約2000年の歴史を持ち、近江最古の神社です。またメタセコイヤ並木が美しい県道小荒路牧野沢線もぜひ訪れてほしいスポットです。 大津エリアでは世界遺産である天台宗総本山、比叡山延暦寺をはじめとする荘厳な寺社の数々を。延暦寺は日本仏教の各宗各派の高師高僧を輩出した日本仏教の母山なのです。京都と滋賀の県境にあって、東に琵琶湖、西には古都京都の町並みを一望できる位置にあります。ケーブルカーが完備されているので、誰でも気軽に訪れることができます。 湖東エリアは国宝彦根城があるエリア。彦根城は築城から完成まで20年がかりという大工事の末にできました。明治時代に解体の危機にありましたが、明治天皇が彦根を通られた際、城の保存を命じたために今の美しい姿が保たれたという逸話があります。運が良ければ彦根市のキャラクター「ひこにゃん」に会えるかも。
滋賀県のグルメ
滋賀県のおいしいものといえばまず近江牛が挙げられます。特徴はその霜降り度合いの高さです。口に入れたらとろけるように広がるおいしさをぜひ味わってください。ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなど、いろいろな料理法でどうぞ。「千成亭別館華見」では美しい日本庭園を見ながら近江牛を味わえます。琵琶湖で取れた天然の活うなぎは、各店こだわりのタレで焼き上げられた蒲焼が絶品。大津市の「うなぎ料亭 山重」などで食べることができます。 「鮒ずし」はなれずしの一種で、現在の寿司の源流と言われていた食べ物です。ニゴロブナを塩漬けにしてご飯に漬け込んだもの。お正月などハレの日のごちそうとして親しまれてきた滋賀県の伝統発酵食品です。 焼鯖そうめんは古くから長浜を中心に食べられてきた郷土料理。長浜には「五月見舞い」といって農家に嫁いだ娘へ親が焼鯖を届ける風習があります。甘く煮た焼き鯖とその煮汁で味付けされたそうめんが相性ぴったりです。長浜市の「翼果楼」で食べることができます。