三重県のおすすめグルメ情報 20選
三重県の概要
近畿地方に位置する。江戸時代からお伊勢参りのため伊勢神宮に多くの人が集まり、発展しました。海や山などの豊富な自然に囲まれ、農業・漁業ともに盛んです。 農業では緑茶の生産量が全国3位で、伊勢茶と呼ばれています。米や蜜柑も多く作られています。畜産では松坂牛、伊賀牛などが全国的に有名。水産業は伊勢海老やアワビ、養殖マグロが盛んです。 伊勢神宮や伊賀上野、世界遺産である熊野古道があり、観光地としても人気の地域で、近畿圏と中京圏の両方からの観光客が多く訪れています。 三重県は南北に長いので、地域によって気候が様々に異なります。北部の鈴鹿山麓は冬に大雪が降ることがあります。上野盆地のある伊賀は冬には厳しい寒さに見舞われますが夏の暑さは40度を超えることも。中部と南部は非常に温暖な気候の地域です。 天むすは名古屋名物になっていますが、実はもともと三重県津市発祥なんです。天ぷら定食店「千寿」の賄い料理として考案されました。またひつまぶしも三重発祥という説もあります。
三重県の観光
「お伊勢さん」と呼ばれ、古くから親しまれてきた伊勢神宮は、125ものお宮とお社の総称です。中心となるのが皇大神宮「内宮」と、豊受大神宮「外宮」の2つ。外宮から内宮の順にお参りするのが正式な参拝方法です。お参りの後はおはらい町やおかげ横丁を散策しましょう。昔懐かしい木造建築が立ち並びます。また、縁結びスポットとして有名な「夫婦岩」「二見興玉神社」もあわせてどうぞ。 世界遺産に認定された熊野古道伊勢路とは、お伊勢参りを終えて熊野三山を目指した巡礼者が歩いた約170kmの参詣道のこと。全部で17コースあります。馬越峠は約2時間半の人気コースです。峠の頂上から天狗倉山まで足をのばせば、熊野灘が一望できる絶景ポイントが。通り峠と丸山千枚田のコースもおすすめ。日本一の棚田を見下ろす展望台が疲れを吹き飛ばしてくれます。川舟に体験乗車できる熊野川コースも。 春のお楽しみは鈴鹿の森庭園のしだれ梅。夜はライトアップされ、幻想的に浮かび上がるしだれ梅は息を飲む美しさ。いなべ市農業公園の梅林も東海エリア最大級の100種類、4000本の梅が展望台から見渡せます。紅・白・ピンクの梅の花がグラデーションを描く風景にはうっとりすること間違いなし。
三重県のグルメ
三重県のうまいものといったら伊勢海老。大迫力の見た目はもちろん、甘くプリプリとした食感と濃厚なみそは一度食べたら忘れられません。刺身でも鬼殻焼きでも、塩茹ででも美味しくいただけます。伊勢市「老舗割烹 大喜」では色々な調理法で味わえる『伊勢海老コース』がおすすめです。 三重県は牡蠣の名産地なんです。志摩市の『的矢かき」は高級ブランドとして知られ、特許取得の浄化システムで育てられた牡蠣は生食で濃い旨味が堪能できます。「シーザイドホテル鯨望荘」で味わうことができます。 三重の郷土料理といえば「伊勢うどん」。太めの柔らかい麺にたまり醤油とみりんの出汁を絡めていただきます。コシのあるさぬきうどんと真逆の柔らかさにびっくり。伊勢参りで長旅をしてきた参拝者の胃腸に優しい食べものとして江戸時代に生まれました。伊勢市内で約80件ほどの店があると言われています。「伊勢うどん」の名前のきっかけになった老舗店「ちとせ」や「まめや」で食べることができます。