福井県のおすすめグルメ情報 20選
福井県の概要
■発酵食品で有名な福井のグルメ、日本海に面した「御食国」■ 福井県には多くの郷土料理がありますが、特に知られているのが発酵食品の数々。 健康や保存性に配慮した食品の数々が有名です。中でも代表格が「へしこ」でしょう。サバやイワシをぬか漬けにした食品で、傷みやすい青魚を保存して長い期間食べられるようにした生活の知恵が詰まった美味グルメです。また米麹を使った「なれずし」や「にしんずし」などもよく食べられており、「なれずし」は食の世界遺産ともいえる「味の箱舟」にも認定されています。 日本のへそともいえる位置に属する福井は、日本海、若狭湾に面しており、歴史的に京都への食材の供給地として「御食国(みけつくに)」と呼ばれて、重宝されてきました。越前カニや若狭ぐじ、若狭カレイなど海産物が特に豊富です。一方で、雪深く厳しい自然ということもあり、人々は身を寄せ合い、信心深い禅仏教の共同体の中で食文化を育んでいきました。代表的な宗門である曹洞宗では、食もまたひとつの修行であるという考え方があり、ただ焼いたり煮たりするだけでなく、工夫の行き届いた料理が広まっていくことになりました。
福井県の観光
■質実の伴った伝統工芸品の数々が福井の自慢■ 福井にはさまざまな伝統的工芸品があります。1500年前に生まれた伝統の漆器「越前漆器」はなかでも有名で、堅牢な塗物に蒔絵と沈金をあしらった華麗で実用性の高い漆器は、全国の旅館や料亭で重宝されています。同じく1500年の歴史を持つと言われる越前和紙は高い品質で知られています。他の工芸品としては若狭めのう細工 、若狭塗、 越前打刃物、越前焼、越前箪笥も日本全国によく知られています。 また、福井県の鯖江市はメガネの聖地として非常によく知られています。MADE IN JAPANとつくフレームの製品はそのほとんどが福井県で作られていると言っても過言ではなくなんと割合は90%以上に達すると言われています。なぜそのようなことになったかは諸説ありますが、ひとつには雪が深く農閑期が長いことに関わりがあるようで、多くの農家が副業としてメガネ作りを始め、それが広がり、やがて伝統的な工芸となって伝わっていったようです。「国産メガネなら福井の鯖江市」の名前は確固たるブランドとして全国に轟いています。
福井県のグルメ
■福井は共働き世帯日本一、日本有数の暮らしやすい県■ 福井県の県民性は負けずキライでしっかりもの、努力家と言われています。小・中学生の学力や体力も高く、また、逆境にも強いとされており、社長率が日本一の県でもあります。そして、女性の社会進出に関しても日本有数の県のひとつです。 女性の社会進出の高さを支えているのが待機児童数がほぼゼロという数字です。保育園などの施設の充実と三世代同居環境により、子守に関する負担を分担しやすい。また、長く培ってきた女性が活躍できる職場環境作りがうまく機能している、ということが、女性が活躍できる社会作りの基盤となっています。 また、福井人の特徴として男女問わず、また公的私的問わず、人生に積極的な人が多いのだとか。ある女性を対象としたインターネットの調査では、一目惚れした相手にどうするか、という質問に対して、「すぐに電話番号を聞く」という回答が、全国平均11%に比べて、福井の女性は29.4%だったのだとか。恋に仕事にエネルギッシュな福井人! 女性が活躍できる環境が整っているため、世帯収入が高く、毎年のように全国一、二位を争っています。