群馬県のおすすめグルメ情報 20選
群馬県の概要
関東地方に位置する県。養蚕や繊維工業、米麦栽培などの伝統産業で栄えました。群馬県民の気質として「口調が荒く短気で熱し易く冷めやすいが、正直で人情味にあふれる」と言われています。上州名物はからっ風と雷、そしてかかあ天下があげられます。その由来は養蚕や製糸、織物などの絹産業によって女性の経済力が高かったことからと考えられます。2014年には富岡市の富岡製糸場など4件が世界遺産に登録されました。 県の北部には山地が連なり、豪雪地帯に指定されるところも多く、スキー場が多くあります。また浅間山や草津白根山は活火山のため、草津温泉や伊香保温泉などの温泉地が豊富に存在します。夏はフェーン現象で猛暑になることもあり、前橋市や伊勢崎市は40度前後まで上がることで知られています。 下仁田町は下仁田ネギ、こんにゃくの産地として全国的に有名です。嬬恋村は高原キャベツの産地として名高く、ゴルフ場やキャンプ場などのレジャー施設としても知られています。 県南の中心地、太田市は自動車企業SUBARUを中心とした自動車産業が盛んな工業都市です。また邑楽郡西部の大泉町は自動車・電気機器の工場が多く、ブラジルやペルー出身の日系人労働者など外国人の比率が高い地域となっています。
群馬県の観光
吾妻エリアには特に温泉地が集まっています。雄大な自然とともに温泉を味わってみては。鬼押出し園は天明3年の浅間山大噴火によって生まれた溶岩のアートです。『火口で鬼が暴れて岩を押し出した』と当時の人々が感じたことから名付けられました。溶岩と一緒に季節の植物を楽しめます。 群馬を代表する温泉「水上温泉」は永禄年間に開湯されたと言われる歴史のある温泉地です。かつては利根川の川底から温泉が湧き出していたことから『湯原の湯』と呼ばれていました。周囲には赤谷湖があり、カヌーやボート、釣りなどが楽しめます。諏訪峡ではハイキングや紅葉が味わえます。 奥利根地域には藤原、矢木沢、奈良俣の3つのダムがあり、春には点検放流が行われてシャトルバスで周ることができます。 世界遺産の富岡製糸場は一度見ておきたいスポットです。1872年(明治5年)に明治政府が生糸の品筆工場のために設立した官営のモデル工場です。その周辺には国指定名勝 楽山園があります。群馬県唯一の大名庭園で、6月後半には蛍鑑賞会が行われます。
群馬県のグルメ
二毛作による小麦の栽培が発達していたため、小麦粉を使った名物料理が多いのが特徴です。 焼きまんじゅうは県民みんなに愛されるソウルフード。蒸したまんじゅうを竹串に刺したものに濃厚な味噌ダレを塗って焼き上げます。沼田市の「東見屋饅頭店」などでいただくことができます。 おっ切り込みは幅広の生麺を旬のキノコや野菜などと煮込んだ料理です。麺の打ち粉が溶け出してトロミが出てまろやか味になります。醤油を使うところが多いですが、その店によって味噌味など様々です。伊勢崎市の「そば志ん」などでどうぞ。 群馬のかつ丼は卵でとじない「ソースかつ丼」。他にも味噌ダレや醤油ダレのものなど、いろいろなかつ丼があります。下仁田町の「きよしや食堂」、四万温泉の「とんかつ あすなろ」などが人気店です。 群馬県は香川県に次ぐうどん消費量が上位の県だということをご存知でしょうか。桐生発祥の幅が広い「ひもかわ」、数百年の伝統を持つ日本三大うどんの一つ「水沢うどん」など、様々なうどんを提供しています。